casavouta日記

一音一音の大切さ

 マリア ジョアン ピレシュというピアニストのレッスンをテレビで見ました。一音一音をとても大切に意味を持たせてどれだけ表現できるか、その厳密なぐらいのチェックに驚きました。
 「その音は、光じゃなくて希望なの」・・・???どういうことを伝えたいのか分かるまでに時間がかかりました。
 「光 」と「希望」は違う音なのか?どう違うのかはその人の世界観が問われること。それは弾く人によって違う音になるはずだけれど、その人の頭にイメージする「光」と「希望」をたった一音でしっかり弾き分けることが、きっとその音楽に深みを与えて、それがその人の表現になっていく。(だからもし自分にとって同じものと思ったら同じ音にしてもいいはず。)
 クラシック音楽は、制約があって新しさがないと思いう印象を持たれてしまうこともあるけれど、その制約の中での表現は無限にあるということなのだ。
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by casavouta | 2008-09-08 09:44 | 音楽