casavouta日記

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気持ちのいい季節

 サイクリングに一番いい季節。どこへ行くかなかなかいつも決められないので自転車をこいでとりあえず出発。意味もなくこいでいるだけなんだけれど、その目的のなさが楽しい。そのうちに玉川上水に出る。緑の景色と新緑の香りが心地よい。カメラを持つとつい視覚に意識が向いてしまうけど、カメラを持たないで、その時吹いている風とか、空気や、新緑から出てくる香りや湿度とか、その中にとけ込んでいれば、そこがどこであっても、何にもしないでただいるだけが一番いいという気持ちになる。名もない場所に、その時の風や空気や天気が作る場の心地よさ。名付けられないもの。目的なく、ただいるだけでいいような場所でぼ〜っとする。至福の時間。
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by casavouta | 2008-04-27 23:46 | 日々

「マリオ・ジャコメッリ展」

「マリオ・ジャコメッリ展」を見てきました。くるくる回るの黒い人の写真が有名ですが、なんとなくあの写真を見て、スーフィーのスカートくるくるの踊りのイメージを勝手に連想していたのですが、神学生の写真で、この神学生シリーズは意外と明るいものだったのでした。
 ここまで数多くの写真を一度に見る機会がないので貴重な写真展だったと思います。あとは構成が、同じシリーズの中でもう少ししぼってもいいのではとか、逆に少なすぎるものもある気がしたけど、こういう風に何でも見せるという方が資料として、どんな事を試したのかいろいろ見られて面白かった。もし作家が今生きていて自分で構成したらもっと違ったものになっていたんでしょうね。
 一番印象に残ったのは入ってすぐの遺作となった作品。ユーモアと毒と。とてもよかった。モノクロプリントのすごさを再認識した展覧会でした。
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by casavouta | 2008-04-26 19:20 | 写真

目から鱗の話

「音楽を「考える」」茂木健一郎/江村哲二は最近読んだ本の中で久しぶりにすごくワクワクした面白い内容だった。
 ジョンケージの偶然性の音楽だって、結局それでできた曲が気に入らなかったら曲に使わない、「八卦を振るその時点で、彼の頭にはすでに音が鳴り響いていて、その音が、八卦を振って自分の決めたルールに合致したら、それは偶然だからその音をつかいましょうと言っているだけなのです」。
 それを聞いた茂木さんがデュシャンの<泉>も、「便器だったらなんでもいいのではなくて、ほんとうに万に一つというような便器がたまたまあったから、それを作品としてサインしたんですね。いわゆるコンセプチュアル・アートとは違う。耳を傾けるというのは、つまり外からくるものに対して真摯に向き合うということ。余計な欲望とか願望を一切入れないで、謙虚になにかを受け入れるということですね。アートにおいて、「レディーメイド」を実践しようとしたときには、世界そのものを真剣に見なければいけないという態度がどうしても必要になる。」
 目から鱗。そのとき大竹伸朗さんのいろいろな作品が頭に浮かぶ。読んでよかった。この本。
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by casavouta | 2008-04-24 23:33 | アート

更新のおしらせと気になる二人

HPギャラリーのページを更新しました。前より見やすくなったかなと思います。また少しずつ更新していきますのでぜひご覧ください。
 
 今日は、 最近気になって仕方がない二人のことについて書きます。なだぎ武と芋洗い坂係長です。たまたまつけたR1グランプリで輝いていた二人です。芋洗い坂係長は衝撃的でした。優勝しても良いくらいでした。でもなだぎ武はあのとき、完璧だったと思います。だからなだぎが1位で芋洗い坂2位、私が審査員でもそうなると思う。
 完璧ってなんだろうと思ったとき、あのときのなだぎのお笑いは無駄が全然なかったというか、トントン拍子でお笑いに引き込まれたという感じです。
 音楽とお笑いは似ている気がする。同じ演奏でも良い時と今ひとつな時がある。同じ曲をどれだけいつも新鮮な気持ちで弾けるかが音楽家の使命なのかもしれません。
 お笑いに話を戻すと、あのときのR1グランプリの衝撃はすごくて、いまや二人はテレビでひっぱりだこ。きっと「ややこしや〜」をやって!!やって!!というリクエストがすごいのでしょう。でもR1の時ほどのすごみはやはりなくなっていました。芋洗い坂はネタを増やさないと厳しい状況です。新ネタが楽しみなのですが。
 この前テレビで爆笑問題は飽きちゃうから毎回ネタを変えると言ってました。一方志村けんは「欧米か」に飽きてしまったタカトシに「飽きちゃいけないんだ。いつも自分が楽しんでやり続けなきゃ見る人に伝わってしまうよ。」と言ったそうです・・・
 志村けんはいつでも「へんなおじさん」でも「アイーン」でも毎回笑ってしまうのはすごい。
 レイザーラモンや小島よしお、ひろし、ギター侍・・・ワンパターンの笑いもありだと思うんだけど半年前の流行でも忘れてしまうほど今のお笑いの消費の早さはどういうことなのか。「グ〜」もいつまで続くのか。
 どうしてワンパターンでも飽きない人と飽きる人がいるのか。このお笑い事情の中で、なだぎ武と芋洗い坂係長はこれからどうなっていくのかとても気になっているのです。
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by casavouta | 2008-04-18 10:50 | 日々

長崎

 初めて長崎に行きました。といってもほとんどまわる時間はなく、大浦天主堂だけゆっくりみてきました。
 教会なのにどことなく和風、キリシタンの歴史資料館を見て妙な気分と何とも言えない気持ちになる。昔、やはりキリシタンの地、津和野の教会に立ち寄ったときもこんな感じがしたことを思い出す。理解できなくてもそういう歴史があったという事なのだ。
 タクシーの運転手さんが、「ヨハネパウロ二世が長崎に来たときは、大水害やいろいろありました。大きな人が動くときは何かあるんでしょうね」と何気なく言った言葉が、なんとなく耳に残りました。信者ではない普通の人が普通に感じた言葉という印象を受けたのだけれど、やはり長崎の人にとってキリスト教というものは特別な存在なのだという事を感じます。長崎はその独特の歴史が過去のものではなくて、現在に生き続けている街なのでしょう。
 そういえばマリア像などの宗教美術の衣の表現というのも不思議。中に体が入っている感じがしません。ちょっと調べてみたくなりました。
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by casavouta | 2008-04-09 10:49 |