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casavouta日記

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イメージ集め

次に来た誘惑は光だった。自分の好きな光がある。
雨が降った後に晴れた夕方とか。。。こういう光のもとにものを見るといつもの風景が違って見えてそれが撮りたくなるのだった。でも、それは「こういうものが欲しい」というイメージがあって買い物をしているようなものだ。好きなイメージを集めているのだ。
写真を撮っていて本当に嬉しいときというのは、イメージを発見した時だ。今まで知らなかったイメージを見つけたときだ。でもそれはまた繰り返される事によって過去の模倣になってしまう。
そういうイメージを見つけては引き出しを増やしていく事が豊かになっていくということはあるけれど、逆のベクトルはないだろうか。それはもっと能動的な方向、つまり意識的に見る事、という方向なのかもしれない。  
つづく。。。
by casavouta | 2012-02-11 21:48

そこに山があるから

 写真て何?いつもの疑問が疑問を呼び、よくわからなくなってきたので、いっそしばらく「禁撮」してみようかと思い立ちました。
 写真は撮りたいときいつでも撮れるからこそ、もう撮りたくて悶々とする位まで撮らなかったらどうなるだろうとか。。。。
 そうしたらまずは簡単な誘惑がやってきました。それは富士山。富士山が見えただけでもう撮ろうとしている自分がいる。写真が趣味の人じゃなくても富士山が見えたらカメラを向けてしまう人はたくさんいるだろう。富士山を何故撮るか?そこに富士山があるから、なんだけど、富士山を撮る事を我慢するとなぜ富士山が撮りたいかが見えてくるかもしれない。
 岩手に旅したときに撮った岩木山、鹿児島から見える桜島。山には登る山と見る山と二つあるのではないか。そして見る山は登る山とはまた違う役割がある。
その地方の人にとって山はなにかのシンボルなのだ。
 スカイツリーができることによって東京タワーへの郷愁がよりましている昨今、東京タワーは東京の人に撮って良き時代のシンボルになりつつある。。。
 山は何のシンボルなのか。やはりそれは人間を超えた大きなものに対する畏敬の念と、その山に見守られているようなある種宗教的感覚なのではないだろうか。そういうものを所有したいから、富士山を撮りたくなるのではないか。大概あとでその写真を見てがっかりすることにはなるのだけれど。
 大切な事は写真を撮る事ではなくて自分にとっての富士山を見つめる事なのではないか。そんな風にふと思った。
 いつまで「禁撮」するかは定かではありませんが、ちょっといろいろ考えてみようと思っています。
by casavouta | 2012-02-10 23:44 | 写真